前回、2月13日の山行きでも記している
”黒岩谷ルート”…堰堤にある木製階段などについて…
*<国土地理院地図>に、ルート上の堰堤など記載しました…
このルートは一般向きではなく道迷い、転落、
降雨後の増水・落石・崩落の発生し易い所です。
昔から好きな谷の一つで、歩いた際はルート名を書か
ず…、記載・紹介すると初心者が入り込んで山事故の
可能性があったからでした。
しかし最近、登山アプリを利用して進む初心者が増え、
危惧される山事故防止の為<注意喚起>します。
・深い谷筋で砂防堰堤が多く、電波も通じ難い。
・ハイカーは少なく、熟練者向き。途中に分岐も
あって、迷い易い。
●上記のマップにある「⑦ 堰堤が当該箇所」…
古くに作られた⑦⑧二段の砂防堰堤で、⑦に設置さ
れた「木製の階段」の脚部分が宙に浮いた状態!
・2021年12月23日 撮影…
(この日以前は脚元も地面に接して、問題無かった…)
・2024年2月13日 現在の状況…
●大雨などにより土砂流出が、さらにひどくなって…
★階段までのアプローチも崩れ、進み難くなった。
<現状>
・上り=足元を見ながら慎重に登ることは可能?…
・下り=宙に浮いていることが見えず、落下の可能性。
★最悪…上り下り=転落・死傷事故に繋がることがある!
<今後>
・台風・大雨により、崩落が進み、階段が落ちると思われる。
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●2月14日
国土交通省近畿地方整備局 六甲砂防事務所を訪れ対策を…
・堰堤に木製の構造物は腐食するので絶対に設置しない、
ハイカー(団体)などが設置したのではないか…。
・本来は撤去対象だが…とのこと。
・また、各堰堤に設置のステップ=本来は点検用であり、
ハイカー利用の為ではない。
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●2月15日
神戸市森林整備事務所に問い合わせ…
結果=この黒岩谷は民有地であり、神戸市の管轄外、
何も出来ない。所有者が設置した可能性も…。
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★現状=当該堰堤⑦に進まないのが賢明です…
<谷筋を楽しむには、当該堰堤で折り返す…>
★降雨後、数日は増水で危険!=通行不可!
・最高峰~源流~⑧堰堤~最高峰
(源流を見る、藪漕ぎの往復)
・土樋割峠~⑦堰堤~土樋割峠
(砂防堰堤が続く、急斜面、落石・崩落)
・土樋割峠~①堰堤~黒岩周辺~土樋割峠
(砂防堰堤×1、黒岩=クライミング)
●出来れば単独行は避け、熟練者同行が望ましい。
*いずれ、当該堰堤の右岸山腹を高巻きするルートが
ハイカーによって作られる可能性も…?
★谷筋=降雨後は増水・落石・崩落、滑落に注意!
<レスキューのお世話にならないよう…安全登山を!>
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