2018年1月14日日曜日

六甲山麓ウォーキング紀行:ブログ版

<番外編:六甲に適した軽アイゼン考…>
冬の六甲の山歩きでは、常に携行しておきたいのが軽アイゼン…。
(アルプスなどで本格的な冬山登山の場合は、8本爪以上のアイゼンが必要です)
冬の六甲山=
●ここ数年は暖冬気味で積雪量もそれほど多くはありません。
●表六甲…積雪も日差しと共に融け始め、日陰・北側などに残雪・凍結する場合あり。
●裏六甲…降雪があると多めで残雪となり凍結、湧水箇所も凍結の可能性あり。


六甲山のルート上の坂道は、台風や大雨により石が露出し道荒れ状態です。
●こういうルートを6本爪以上のアイゼンでは歩き難いし、転倒・捻挫の可能性も…。
<軽アイゼン(靴底の土踏まずの部分に装着するタイプ)を勧める理由…>
●雪のある所、雪の無い所が何度も繰り返すので、簡単に装着・脱着出来るのが良い。
●裏六甲の迂回路=アルミ製の階段では靴底の前部を使うので階段を傷めない。
●木の根がある部分も、同様に靴底の前部だけで歩くと木の根を傷め難い。
●アスファルト道路では、靴底の前部だけで歩けるので、爪の磨耗が防げる。




<現在使用中の軽アイゼン4本爪タイプ…>
「snow peak社製」 https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja/p/736
最初に購入してから約10年ほど…
当初はゴムベルトではなく、化繊ベルトで、装着が少し面倒でしたが、
二代目を購入した時はゴムベルトになり、装着が簡単。
’14年2月、初代の軽アイゼンを消耗部品として販売しているゴムベルトに付け替え。
●現在、二代目を使用し、初代を予備として携行…ゴムの劣化は全く無く、丈夫です。
●爪部分は鋼で、先端が丸くなると金ヤスリで削り、使用後は常に防錆の為、油拭き。

今冬は久しぶりに寒さが戻り、降雪・凍結も増えそうな予感。
昨年の2月の降雪頃、最高峰でチェーンアイゼンを装着したハイカーに出会い、
装着感を聞くと、簡単でスリップも無く便利…とのことでした。
興味が湧き、店頭で実際に見て調べてみると…


「チェーンアイゼン」数社から販売されています…
●メーカーによってはゴムの軟度、ステンレスの刃の厚み、高さなど形状が異なっている。
 (モンベル製は、ゴムが柔らかで装着が非常に簡単そう)
●価格は高め(¥4~7千円)
 今月、モンベルの店頭で買おうと…店の方にゴムの耐久性などを確認すると…
●使い方によっては切れる場合もあるとのこと、切れた場合の交換部品は無い。
(めったに切れることは無いと思うけど…切れたら使えなくなり価格の割りに??)
●携行するには少々かさ張る。
 …結果、購入するのをやめました。
<追記:参考に…>チェーンアイゼン…
 ●山で実際に使った人に聞いたり、ネットで調べると…
  チェーンアイゼンに”雪玉”がくっつき、その都度、落とさないと歩き難い。
  やはり、便利なようでも価格の割りに使い難いかも知れません。






…後日、モンベルで軽アイゼンを購入。
「コンパクトスノースパイク」¥1905+税=¥2057-
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1129601
 ●4本爪ではなく、8本爪?…靴底の土踏まず部分に装着するのは同じ。
 ●ゴムベルトがチェーンアイゼンと同じ種類のゴムで、柔らかい。
 ●今まで使用していたものとは異なり、ベルトの止め方が使い易そう。
  モンベル製はフックを外側から掛ける…
 ●爪が細めで長い、ゴムベルトが柔らかい=耐久性が少し気になる。
 ●made in Korea…使ってみないと??

●snow peak社製はフックを内側から掛ける=少し掛け難い。
●ゴムベルトは丈夫で長持ち…現在まで全く支障なし。
●さすが国産品ならではの品質…(新潟県三条市)=長く使うならお勧め!
「トレック-シックス セット スノーシャット付」¥2000+税=¥2160-
●snow peak社製には、¥1600のスノープレートの無い製品もあります。






★今後はモンベルの軽アイゼンをメインに使い、使用感・保守性など調べ、報告予定。
 二代目は予備用、初代の軽アイゼンは、まだまだ使えるので山トモに差し上げました。


<六甲に適した軽アイゼン考…>
実際に冬の六甲を歩き、その経験と独自の使用感・保守感などを記載しました。
これらの軽アイゼンは"かさ張らない"ので、冬季は常に携行しておくと安心です。
★ホームページは「六甲山麓ウォーキング紀行」 ← クリック









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